Illustrator(イラストレーター)のプラグインでデザインした箱の試作品を作れる便利なツールがないかなと探していたら、印刷通販グラフィックが開発している「展開図作成ツール 箱ラク」っていうものを発見!
イラストレーターの中で形状やサイズを選ぶだけで1秒で展開図のテンプレートができあがるというプラグインです。
しかも料金は無料です。
グラフィックがオリジナルの箱印刷を受注するために開発したものだと思いますが、試作品や少ない数で自分でつくる場合にも使用できます。
箱をつくるまでの流れ
つくれる箱の展開図一覧
箱の形状は5種類・計26パターンから作成することができます。(画像引用:印刷通販グラフィック)
キャラメル箱
地獄底
ワンタッチ底
ピローケース
N式箱
箱ラクのダウンロード
ダウンロードは印刷通販グラフィックの公式サイトよりできます。
箱ラクで展開図を作成する
完成した展開図
できあがった展開図にパッケージデザインをする
1秒でできた展開図にデザインをしていきましょう。
今回はこんな感じのデザインをしました。
何となくおしゃれな金魚のエサの箱です。金魚のエサの箱って格好いいのないですよね。インテリアをおしゃれにしても金魚のエサの箱が台無しにすることも・・・。
黒い線が切り取り線で、周りの緑の線は塗り足し線です。
サンプルはシンプルなデザインにしましたが、全体にデザインする場合は塗り足し線まで色を付けるとカットする時に白い部分を残さずカットできます。
プリントアウトする
箱なのである程度厚い用紙を用意します。
厚すぎるとプリンターに通らなかったり、組み立てる時曲げにくいので厚さ1mmまでの用紙を選ぶとよいと思います。
展開図をカットしていく
黒い実線にそってハサミでカットしていきます。
組み立てる
カットが終わったらあとは組み立てていきます。
青い実線に合わせて折っていき、のりしろ分は両面テープでつけました。なんか両面テープを雑に切ってしまいました…。
完成です!
別パターン(ピローケース)
あとがき
小学生の夏休みの自由研究や、好きなキャラクターでデザインするゲームのカセット入れやオリジナル募金箱などを手軽に作れます。ぜひやってみてください。