2019年9月~11月でamazonの販売実績が3か月連続月商200万円を達成することができました!決してノウハウを売るとか、コンサルへの誘導ではなく、純粋にこの売上規模のお店でやっている施策やノウハウを共有しようと思います。
amazonで取り扱っている商材
商材はレディースファッションのパーティードレスです。この分野では楽天が強いのですが、amazonでも最近ファッションカテゴリー全体が伸びてきており、年齢層も20代~40代がメインでターゲット層も広がっているかなと実感しています。
売上実績について
amazonでの販売は2016年から試行錯誤を繰り返してきて3年でこの売上数値です。特に商品カテゴリーや商材にこだわらず売れそうな物を売るスタイルであればもっと売上高は上がると思います。あくまでも会社で1つの販売チャンネルとしての運用なので数値はコツコツと上がってきたという感じです。
2019年 | 売上高 | 注文数 | 単価 | セッション |
9月 | \2,403,609 | 489 | \4,915 | 19,551 |
10月 | \2,240,290 | 378 | \5,927 | 20,682 |
11月 | \2,189,896 | 352 | \6,221 | 20,126 |
参考までに1年前の数値
2018年 | 売上高 | 注文数 | 単価 | セッション |
9月 | \908,290 | 253 | \3,590 | 5,866 |
10月 | \801,804 | 255 | \3,144 | 5,978 |
11月 | \952,880 | 252 | \3,781 | 5,835 |
FBA と マケプレプライム の活用
「売り上げを伸ばすならFBAを利用する」ことを強くお勧めします。
購入者がamazonで商品を購入する動機の一つに「早く手元に欲しい」というのがあります。ですから早く発送できるFBAは売上アップには必須です。自社の場合、商材がドレスということもありFBA保管だとシワがついてしまうのでやってません。
ボレロやショールなどの小物関係はFBAを利用して、それ以外はマケプレプライムを活用するというスタイルをとっています。
FBAとマケプレの注文割合
2019年11月実績 | 売上額 | 注文件数 |
FBA | \850,872 | 246 |
マケプレ | \1,338,997 | 106 |
FBAは単価の低い小物系で利用しているので売上額はマケプレの6割ほどですが、件数は倍以上となります。売れだすと売り上げの伸びるパターンにハマるとFBAは強いですね。
広告はスポンサードプロダクトを利用
広告としてはスポンサープロダクトのマニュアルターゲティングを利用しています。
A/Bテストみたいな感じで2つの商品群をつくって効果を測定しています。
1日の予算
1日の予算は3,000円(月90,000円)にして効果の変動を見ながらA/BテストのそれぞれAとBの広告予算の配分を2,000円/1,000円とか3,000円/0円というように調整しています。
売上と広告費の関係
2019年11月売上高 | \2,189,896 |
広告経由売上高 | \734,199(全体比33.5%) |
広告費 | \89,931 |
ACOS | 12.25% |
インプレッション | 562,937 |
クリック率 | 0.87% |
売上高広告費比率 (ACOS)
ACOS(売上高に対する広告費の比率)の目標は15%と設定しています。15%に対して過去30日間と過去7日間で数字を追いかけています。
15%より大きくなってきた場合は、広告対象の商品を入れ替えたり、キーワードを選定しなおします。その際、広告費は消化しているのに購入につながっていないキーワードを停止にします。
商品ページの更新
商品ページについては下記のような部分を必要に応じて更新しています。
- 画像のブラッシュアップ(メイン画像以下を時々)
- 商品タイトルのキーワード(季節やクリック数に応じて)
- レビューに書かれたマイナス面への対応(注意書きなどを加筆)
商品ページを更新するようになってからセッションも伸び始めました。
登録から販売までは過去の記事も参考にしてください。
あとがき
amazonはまだまだ伸びしろがあると考えています。試行錯誤をしながらまずは300万円の壁を超えたいと思います。
この記事が売上アップに悩む amazon セラーさんへ参考になれば幸いです。