ネットビジネスで売り上げをあげるために最も必要なことはページの露出、つまりセッションをあげることです。どんなに良い商品でもページを見てもらえなければ売れることはありません。
この記事ではAmazonでセッションをあげるための基礎をご紹介します。
Amazonの販売の現場を担当する僕が、基本的に言われていることに生の声をプラスしてまとめました。
売上=セッション×コンバージョン率×平均販売単価
この記事では~セッション編~としてセッションを上げるための基礎を説明します。
参考までに僕が担当しているお店では、初めて売上が100万円を超えた月は下記のようなデータでした。いいか悪いかは置いておいて参考です。
- セッション 6825
- ページビュー 9194
- 注文品目数セッション率(購買率=コンバージョン率) 4.06%
- 平均単価 ¥3,548
実際にセッションと売上は比例しています。スタートからのセッションと売上の関係をみるときれいに比例関係にあります。
出品数の増加
これはAmazonの担当者からも最初の頃よく言われたのですが、ピンときていませんでした。実際コツコツと商品登録数を増やしたらセッションも上がりました。
ようするに閲覧機会が全体的に増えるということなのでしょうか…
正直未だにピンとはきていませんが、実践結果で増やす方が良かったです。
また、アパレルとかでカラーやサイズのバリエーションを増やせる場合は、当たり前ですが確実に増やした方が購買率が上がります。
売上が上がってくると担当営業がつくようになりますが、そうなると「商品登録代行サービス」などという裏メニューがあります。これは他のモールのCSVやExcelの商品リストを送付するとAmazon用のデータに変換して一括登録してくれるという無料のサービスです。
ガイドに沿った商品登録
コンプライアンスに関することやその他ガイドラインをしっかり守った商品登録をすることが基本です。ガイド違反をしていると検索対象外となってしまいますのでせっかくの苦労が水の泡になってしまいます。
適切なキーワードを入れる
商品説明でキチンと分りやすい内容を入れるのはもちろんですが、しっかりと検索されやすいキーワードを入れ込むことは重要です。
キーワードはこちらのツールを使ってCSVでダウンロードできますのでぜひ活用しましょう。
広告を利用した露出アップ
Amazonの広告は「スポンサー広告」といって、2種類の広告があります。
いずれも大口出品者のみが利用できるサービスとなります。
スポンサープロダクト広告
検索結果など商品一覧画面でページ上部や下部に「スポンサープロダクト」と表示されている広告のことです。詳細は省略しますが、キーワードごとに自分で入札単価を設定できるマニュアルターゲティングと、キーワードはAIが選定してくれるオートターゲティングがあります。
両方使ってみて、オートターゲティングは「こんなキーワードからも流入あるのね」という発見は出来ますが、購買率は低くなってしまいます。
使い方としては、オートターゲティングで有効なキーワードを絞り込んで、マニュアルターゲティングで単価をコントロールしながら購買率を上げていく手法がおススメです。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は、ブランドの認知度を上げるための広告です。
ブランドロゴ、カスタマイズ可能な見出しとともに最大3つの商品に焦点を当てた広告で、検索結果に表示され、ブランドや商品ラインナップの認知度向上を図ることができます。
画像引用 Amazonの広告ソリューション
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まとめ
- 売上アップの公式 売上=セッション×コンバージョン率×平均販売単価
- セッションを上げるためには「出品数を増やす」「ガイドラインに沿った商品登録をする」「適切なキーワードを商品説明に入れる」「広告を利用して露出機会を増やす」